二念をつがない

二念をつがない
 
「二念をつがない」は禅の言葉で、
目の前の事をありのままに見る手法のことだそうです。

また「二念」には「他の考え」という意味があるそうです。


例えば、人に何か言われて腹が立った場合、

●人に何かを言われた(一念)
●ハラが立った(二念)

「何か言われる」「腹が立つ」のふたつに分離することができます。

事実(一念)は人に何かを言われただけです。
しかし第二の念は「感謝」から「怒り」まで色々です。


何か言われてハラが立ったとき、
その人に感謝するのは難易度が高いです。
もし出来たとしても時間がかかります。

しかし「第二の念を抑えること」なら
もしかしたら出来るかもしれません。


何があってもハラを立てない人、
つまり正観さんの本に書かれている「ボーとした人」は
もしかしたら「二念をつがないから」なのかもしれません。

「二念をつがない男」に中村もチャレンジしてみます。