言い方ひとつですね
本棚を整理したら、
6年前甥っ子の結婚式でもらった本を見つけました。
書名は「人生が変わる魔法の言葉」
「親と子・夫と妻・恋人達のミラクルワード」
とサブタイトルにあります。
著者は精神科医のウィリアム・グラサー博士です。
この本には不平不・満愚・痴泣き言・悪口・文句(五戒)
を言いたくなったときの言い換えが50文例載っています。
たとえば
●バスタイム
①さっさとお風呂に入りなさい!
②お風呂空いているけど、今はいる?後で入る?
●寝坊
①さっさと起きて、顔を洗いなさい。
②もう8時だけどまだ寝てて大丈夫?
学校は間に合いそう?
●電話するっていったのに・・・・
①何で連絡をくれないんだ?
今まで何していたの?
ケータイもつながらないし・・・・
②電話ありがとう。連絡をくれただけでうれしいよ。
最近忙しそうだよね。無理してない?
など。結構使えます。
ちなみに著者は①を「外的コントロール」、②を「選択理論」と呼んでいます。
外的コントロールは、特に「批判する」「責める」「文句を言う」「ガミガミ言う」「脅す」「罰する」「褒美で釣る」という「7つの”致命的習慣”」の形で表せるそうです。
子どもや嫁さんについ言ってしまいますね。
選択理論を身につけている人は「支援する」「傾聴する」「受け入れる」「信頼する」「励ます」「尊敬する」「違いについて交渉する」という「7つの”関係を確立する習慣”」を使い人と関わるようになるそうです。
中村も外的コントロールを言いそうになったとき、
文例を思い出し選択理論に置き換えようとチャレンジ中です。
言い方一つですが、無駄なトラブルをさけ、親子関係、夫婦関係を円満にしてくれそうな気がします。
人生が変わる魔法の言葉 ウィリアム・グラサー
http://amazon.jp/dp/4902222310