他人の事情はわからない

日大のアメフト部の事件ですが、
どんどん話が大きくなってきていますね。

無防備の選手に後ろからタックルするという
反則で相手チームの選手に大けがを負わせました。。

相手の選手にけがを負わせて、
戦力ダウンをはかるためできわめて悪質です!

監督は否定していますが、
指示・命令があったと選手は主張しています。



当初、いくら監督・コーチの命令でも、
普通の選手はわざと大けがを負わせるような
反則プレーはしないと考えていました。

きっとしていいことと悪いこと、
物事の善悪もわからない選手だと。


しかし会見では選手が監督・コーチに
追い込まれていく過程がわかりました。

しかも日本代表の逸材です。
他人の事情は外からはわからないものです。




小林正観さんの「神さまの見方は私の見方」で
こんなお話があります。


ある男性が電車の中で騒いでいる、
男の子に気づきました。

父親はいるものの注意をしません。


意を決して父親に注意をすると、

「全然気づきませんでした」

の回答です。


これだけ騒いでいるの気づかないはずはないと、
さらに強く話をすると


「今、妻を亡くしたばかりで、通夜や葬式、

 今後のことを考え気づきませんでした」


との回答でした。





私たちは相手の状況がすべてわかるわけではありません。

仮に目の前の人が理不尽な行動をしているとします。

何か他の人にははわからない事情があるかもしれない、
という仮定で物事を考えた方が良さそうです。


車の運転でも腹の立つときがありますが、
相手にも何か事情があるかもしれないと
考えるようにしています。


ぜひ1日もはやい真相の解明と、
彼がこの難関を乗り越えてくれることを希望しています。