笑点 桂歌丸さんの言葉

笑点 桂歌丸さんの言葉
昨日、落語家の桂歌丸さんが笑点の司会者をご勇退されました。

30歳から80歳まで、50年間笑点のレギュラーをされていましたらすばらしいです。

最後の放送に先立ち、中山秀征さんのインタビューに答えていらっしゃいました。

メモをしたのは以下の点です。

・寂しいが跡を譲らないと、物事は続かない
・本業の落語へ初心で取り組む
・噺家ですから明るくなければ
・難しいことは言わない

一番心に響いたのが

「楽をしたいから、苦しむ」

「苦しまないで、楽をしようとしても、人間なかなかそうはいかない」

です。

仕事は出来るようにならないと、あまり楽しくないですね。

しかし、楽をしながら仕事が出来るようにはなかなかなりません。
ある程度苦しくても、やりきる時期が必要です。

正観さんは「幸」と「不幸」はたまご構造であるといわれました。
白身(不幸)を通り抜けないと、黄身(幸)にはとどかない。
しかも混ぜると完全に混ざり合うのは本質が同じだからとも書かれました。

たぶん「楽」「苦しみ」もセットなんだと思います

 楽になりたかったら、少し苦しくても続けてみる。
 初心に返ってみる。

を実践してみたいと思います。

歌丸さん 50年お疲れ様でした。
これからもご活躍楽しみにしています。