どちらに目を向けるか

どちらに目を向けるか
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ある九州の講演会で、定刻になっても半分しか人が集まっていませんでした。
主催者の方が、「どうして九州の人間はこんなに時間にルーズなんでしょうね」と言いました。
それを聞いて、私はニッと笑って、このように話しました。

「定刻なのに半分も来ない、のではなくて、定刻にも関わらず半分も来ている。ありがたいですよね」

つまり、来てくださっているほうに目を向けたら、「ありがとう」です。
来ないほうの半分に、「来ないじゃないか」と不平不満を言うよりも、来ている人に感謝をするほうがよい。
同じ現象でも、感謝ができる人とできない人がいるわけです。
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小林正観さん 究極の損得勘定パート2より


イヤなことは反対サイドを探すことが、毎日を楽しく過ごすコツですね。
この例では来てくださっている半分の方に目を向けることです。


私事ですが骨折して、ギブスをまいています。
これもかなりイヤなことです。

日常生活でかなり不便ですが、
普段気がつかないことに気づきます。

例を挙げると

・駅ではエレベーターがあってありがたい
・駐車場で障害者スペースに止められてありがたい
・右足は大丈夫なので車の運転が出来てありがたい
・お年寄りなどゆっくり歩く人の気持ちがわかり、イライラしなくなった
・何ともなく歩けるだけでありがたい
・足腰を鍛えておかないとダメだと気づく

など。


マイナスの反対は必ずプラスです。
マイナスだなと思うことがあったら、
その裏側をのぞいてプラスをさがす習慣を付けたいと思います。